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技術紹介

解決力01 - 難形状 具現力 -

トップページ 技術紹介 難形状 具現力

3次元CAD/CAMと多軸加工機の組み合わせが難形状を具現化します。

3次元CAD/CAM

「設計者の意図・製品の用途を反映する」

MODELING・NCパス作成

MODELING・NCパス作成は図面に忠実であることはもちろん、設計者の意図と製品の用途とを反映していなければなりません。私達は「CAD/CAM はあくまでも TOOL の一つ」というスタンスに立ち難形状を具現化します。

MODELINGにおいては、普段から定義の曖昧な形状を排したMODELINGに努めることでCAD技能を高めてきました。この経験を活かし、難形状であっても意図・用途を反映した形状にMODELINGします。

CAMも同様です。3D CAMのパスでよいのか、私達はここから考えます。3D CAMは選択肢の一つであり唯一の方法ではありません。私達は意図・用途を反映する最も適切なNCパスを最も適切な手段で作成します。

同時5軸加工

「難形状だからこそやりがいがある」

難形状

機械加工技術の最高峰の一つ、同時5軸加工によってインペラーに代表されるアンダーカット部のある製品にも対応しています。
また、3軸で加工可能な製品についても必要に応じて同時5軸加工を行うことにより高品質・高能率を実現しています。
さらに、多面加工機として利用することで素形材加工においてもその能力を存分に発揮しています。

同時5軸加工は複雑な動きをするためシミュレーションが欠かせません。
実機運転の前にPC・制御装置内にてシミュレーションし、NCプログラムのチェックと共にMC構成部品・冶具・工具ホルダー・ワーク間の干渉チェックを行うことで、トラブル要因を事前に検出・排除しています。

加工例:タービン部品の仕上げ加工
タービン部品の翼部分を同時5軸加工で仕上げている様子です。
加工機:MAKINO D500
材質:SUS304
ヴェーン部の形状精度:±0.02未満
ヴェーン部外周の真円度:0.017
ヴェーン部外周の同心度:0.019
ヴェーン部面粗さ:Ra0.477
※その他の同時5軸加工等の様子は下記リンク先(Youtube)をご覧ください。

ヤマダ精機Youtube